先週のドル円
先週のドル円は157.7円付近で始まり、水曜日には155.6円付近まで下落しました。しかし、その後は一転して一時156.7円付近まで上昇し、156.6円付近で週を終えています。
片山財務相の口先介入や、韓国当局がウォン安をけん制する発言を行ったことが日本の円買い介入の連想につながったことなどが主な要因となりました。ただし、東京都区部消費者物価指数(CPI)が市場予想より低かったことで、日銀の追加利上げ観測が後退し、ドル円は下げ幅を縮小することとなりました。
今週注目の経済指標
| 発表日 | 時刻(日本時間) | 発表国 | 経済指標名 |
|---|---|---|---|
| 12/30(火) | 28:00 | アメリカ | 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨 |
今週注目の通貨ペア見通し
ドル円
年末のホリデーシーズンで市場参加者が減り、しばらくは突発的な乱高下に注意が必要になります。日本の為替介入に加え、米国の利下げ時期も市場のテーマとなっており、これらに関連するニュースによって荒い値動きになることも十分考えられます。
日本の為替介入については、片山財務相をはじめとした政府要人が口先介入を続けてはいるものの、ドル円は節目となる160円を超えておらず、実際の為替介入はまだ先になりそうです。ただ、円安が急速に進めば実施される可能性もあり、スピード感には注意すべきでしょう。
テクニカル的には、日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)、200日(赤)の4本の移動平均線を上抜けており、MACDがデッドクロスしているものの、地合いはいいです。
今週は1月に付けた高値である158.9円付近までの上昇を予想しますが、日本政府・日銀の為替介入への警戒感を考慮し、160円手前で一旦利確しておくとよいかもしれません。

ユーロドル
ユーロドルは先週予想した1.182ドル付近には届かなかったものの、1.181ドル付近までの上昇を見せました。1.181ドル付近に到達した後は1.177ドル付近まで下落して週を終えましたが、上昇の勢いはまだ続きそうです。
欧州中央銀行(ECB)が向こう2年間の成長見通しを引き上げたことや、ドイツの拡張的な財政政策が景気を下支えすることへの期待などがユーロを支えています。
テクニカル的には、日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)、200日(赤)の4本の移動平均線を上抜け、MACDもゴールデンクロスしており、地合いは非常にいい状態です。
今週は9月23日に付けた高値である1.182ドル付近を目指しての上昇を予想します。


