1/26~30相場見通し:ドル円159円台から急落、再度159円台突入なら実弾介入も

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先週のドル円

先週のドル円は157.9円付近で始まり、すぐに157.4円付近まで下落しました。その後は堅調に159.2円付近まで上昇しましたが、そこからは一時155.6円付近まで急落し、155.7円付近で週を終えています。

週初めはトランプ大統領が「米国がグリーンランドを取得するまで、欧州8カ国に追加関税を課す」と表明したことで、リスク回避の円買いが入って下落しました。しかし、その後は高市首相が早期の解散総選挙を表明し、食品にかかる消費税を期間限定でゼロにすることを検討するとしたことや、植田日銀総裁の会見がハト派的であったことなどから、大きく上昇することとなりました。

金曜日に起きた急落は一時情報が錯綜しましたが、市場では値幅から「実弾介入ではなくレートチェックである」との見方が広がりました。

今週注目の経済指標

発表日時刻(日本時間)発表国経済指標名
1/28(水)08:50日本日銀金融政策決定会合議事要旨
1/28(水)23:45カナダカナダ銀行(中銀)政策金利発表
1/28(水)28:00米国米連邦公開市場委員会(FOMC)
1/28(水)28:30米国パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長定例記者会見
1/29(木)22:00南ア南アフリカ準備銀行(中銀)政策金利発表
1/30(金)18:00ドイツ10~12月期国内総生産(GDP)速報値
1/30(金)19:00欧州10~12月期四半期域内総生産(GDP)速報値
1/30(金)22:30カナダ11月月次国内総生産(GDP)

今週注目の通貨ペア見通し

ドル円

先週予想した通り、ドル円は160円付近を目指して再トライする展開となりました。しかし、その後は急落を見せ、「日銀とFRBが為替介入の準備段階に当たるレートチェックを実施した」と報道されるなど、市場では円と日本国債の売りが米国債の利回り上昇につながる事態を警戒し、日米が協力したとの見方が出ています。

片山財務相や三村財務官は言及を避けたことから絶対とは言い切れませんが、日銀とFRBのレートチェックの実施が急落を引き起こした可能性が高そうです。

テクニカル的には、日足チャートで25日(青)、50日(緑)の2本の移動平均線を下抜け、MACDもデッドクロスしており、地合いが悪化しています。159円台では日本政府と日銀が、実際に円買い介入を行うリスクがあり、今週は155円から158円台で丁寧に押し目買いを行いたいところです。

ユーロ円

一時186.9円付近まで上昇するなど、史上最高値更新が続いているユーロ円ですが、金曜日には一転して急落することとなりました。とはいえ、トランプ大統領の欧州関税が撤回され、欧州中央銀行(ECB)の利下げフェーズも終了したと見られることから、ユーロは買われやすい状況にあると思われます。

テクニカル的には、日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)、200日(赤)の4本の移動平均線を上抜けており、地合いは非常にいいです。日本政府と日銀の円買い介入に注意しつつ、慎重に押し目を拾っていくとよいでしょう。

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