先週のドル円
先週のドル円は154.6円付近で始まり、すぐに155.3円付近まで上昇しました。しかし、その後は一転して152.1円付近まで下落し、今度は154.8円付近まで戻して週を終えています。
ドル円は日米協調介入への思惑を背景に、先々週に付けた高値である159円台から7円超もの下落を見せました。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)議長候補の中ではタカ派的だとされているウォーシュ氏の指名や、米政府機関の閉鎖回避への期待が高まったことなどから大きく戻し、全体的に不安定な相場となりました。
今週注目の経済指標

今週注目の通貨ペア見通し
ドル円
市場では日米協調介入の可能性が意識されており、今週もこれがボラティリティを高める要因となりそうです。レートチェックが実施されたのであれば、実弾介入の一歩手前に来ているということであるため、今週ドル円が上昇すればいつ実弾介入があってもおかしくないでしょう。
雇用統計で強い数値がでた場合、政策金利の据え置き観測が強まり、ドルの買い戻しが進みそうです。テクニカル的には日足チャートで25日(青)、50日(緑)の2本の移動平均線を下抜け、MACDもデッドクロスしており、地合いが悪化しています。
159円台では日本政府と日銀が、実際に円買い介入を行うリスクがあり、158円台からは戻り売りで臨みたいところです。

ユーロ円
ユーロ円は円買い介入への警戒感によって上値が抑えられ、下値も堅かったことで184円から182円付近で推移することとなりました。今週はECBの政策金利発表が予定されていますが、政策金利は据え置きが見込まれており、ラガルドECB総裁の記者会見に注目が集まりそうです。
テクニカル的には、日足チャートで25日(青)移動平均線を下抜け、MACDもデッドクロスしており、地合いが悪化してきました。節目であり25日移動平均線も位置する184円付近と、何度も上昇が跳ね返されてきた185.5円は上値抵抗として意識されやすいと考えられるため、ここまで上昇した際は積極的に売りを狙っていくとよいでしょう。


