先週のドル円
先週のドル円は158.0円付近で始まり、金曜日には159.7円付近まで上昇しました。その後は一時159.0円付近まで下落しましたが、再度159.7円付近まで上昇して週を終えています。
中東情勢の緊迫化を背景に、2024年7月以来となる水準まで上昇を見せるなど、日本のようなエネルギー輸入国は通貨が売られやすくなっています。近年はリスクオフでも円があまり買われない傾向にあり、ドル円は上昇しやすい状況が続きそうです。
今週注目の経済指標

今週注目の通貨ペア見通し
ドル円
先週のドル円は地政学リスクを背景に大きく上昇を続け、今週は160円を突破してきてもおかしくありません。FOMCや日銀金融政策決定会合といった重要イベントが予定されており、FRBが原油高によるインフレ再燃の可能性を重く見て、利下げについて慎重姿勢を強めたり、植田総裁の発言がハト派的だったりした場合は、160円より上の水準を試しやすい展開となりそうです。
ただ、159円を超えるような水準では、レートチェックや実弾介入による急落に注意が必要であり、買いポジションを保有する場合は損切りの設定がポイントとなるでしょう。
テクニカル的には日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)、200日(赤)の4本の移動平均線を上抜け、MACDもゴールデンクロスしており、地合いは非常にいいです。今週は昨年7月に付けた高値である161.9円付近を目指す展開を予想します。

豪ドル円
イラン戦争が想定より長期化するとの懸念が広がり、原油価格の急騰によって資源国通貨が買われ、豪ドル円は1990年9月以来となる113.96円付近まで上昇を見せました。週末はリスク回避の豪ドル売りが強まりましたが、基本的には買われやすい状況が続きそうです。
テクニカル的には日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)、200日(赤)の4本の移動平均線を上抜け、MACDもゴールデンクロスしており、地合いは非常にいいです。今週は節目である115.0円付近を目指す展開を予想します。


