1/6~10相場見通し:年末年始も低調だったユーロ、ドル円は今週から上昇再開か

FX注目マーケットニュース2025年1月6日~10日
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先週のドル円

先週のドル円は157.7円付近で始値を付け、すぐに158.1円付近まで上昇を見せました。しかし、その後は伸び悩み、2024年の最終日である12月31日には156.0円付近まで下落しました。
年明けは早々に157.9円付近まで上昇したものの、やや値を戻して157.3円付近で週を終えています。注目された12月の米ISM製造業景況指数は、市場予想を上回ったものの、ドル買いはさほど続かず、ドル高の加速は見られませんでした。
年末年始ということで市場参加者が少なく、流動性も無い状況で、全体的には明確な方向感が無い週となりました。

今週注目の経済指標

発表日時刻 (日本時間)発表国経済指標名
1/7 (火)19:00ユーロ圏12月消費者物価指数(CPI)
1/7 (火)24:00米国12月ISM非製造業景況指数
1/8 (水)22:15米国12月ADP雇用統計
1/8 (水)28:00米国米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
1/10 (金)22:30米国12月非農業部門雇用者数
1/10 (金)22:30米国12月失業率
1/10 (金)22:30米国12月平均時給
1/10 (金)22:30カナダ 12月新規雇用者数
1/10 (金)22:30カナダ 12月失業率

今週注目の通貨ペア見通し

ドル円

ドル円は先週予想した通り、年末年始ということで値動きは鈍く、全体的には横ばいの値動きとなりました。ファンダメンタルズ的には日銀による利上げ観測の後退や、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測の後退、円キャリートレードの本格開始期待など、ドル円の上昇を想定させる材料が多いです。

テクニカル的にも、日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)、200日(赤)の4本の移動平均線を上抜けており、地合いはかなり強いです。今週から市場参加者が戻ってくるため、上昇が再開されて160円を試しにいく展開を予想しています。

ユーロドル

年末年始の相場で大きく目立ったのが、ユーロの弱さでした。ファンダメンタルズ的には欧州中央銀行(ECB)による追加利下げ観測、ドイツとフランスの経済や政治の不透明感、米FRBによる利下げ観測の後退など、ユーロドルの下落を想定させる材料が多いです。テクニカル的にも、日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)、200日(赤)の4本の移動平均線を下抜けており、地合いもかなり弱いです。

1ユーロ=1ドルのパリティ(等価)が視野に入ってきており、これを目指す可能性が高いと思われます。そのため、今週は積極的に戻り売りを仕掛けていきたいところです。

FX注目マーケットニュース2025年1月6日~10日

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