10/27~31相場見通し:ドル円堅調で一時153円台、今週は155円目指すか

2025年10月27日〜10月31日の注目マーケットニュースのサムネ画像
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先週のドル円

先週のドル円は150.5円付近で始まり、週を通して堅調な上昇を見せました。一時153.1円付近まで上昇し、152.8円付近で週を終えています。

高市氏が総理大臣に選出されたことで、拡張的な財政政策を巡る思惑から円売りが強まることとなりました。

今週注目の経済指標

発表日時刻(日本時間)発表国経済指標名
10/29(水)22:45カナダカナダ銀行(中銀)政策金利発表
10/29(水)27:00アメリカ米連邦公開市場委員会(FOMC)
10/29(水)27:30アメリカパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長定例記者会見
10/30(木)未定日本日銀金融政策決定会合
10/30(木)未定日本日銀展望レポート
10/30(木)15:30日本植田日銀総裁定例記者会見
10/30(木)18:00ドイツ7~9月期国内総生産(GDP)速報値
10/30(木)19:00ユーロ7~9月期四半期域内総生産(GDP)速報値
10/30(木)21:30アメリカ7~9月期四半期実質国内総生産(GDP)速報値
10/30(木)22:15ユーロ欧州中央銀行(ECB)政策金利発表
10/30(木)22:45ユーロラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁定例記者会見
10/31(金)19:00ユーロ10月消費者物価指数(CPI)速報値
10/31(金)21:30アメリカ9月個人消費支出(PCE)
10/31(金)21:30アメリカ7~9月期四半期雇用コスト指数
10/31(金)21:30カナダ8月月次国内総生産(GDP)

今週注目の通貨ペア見通し

ドル円

今週は日米で政策金利が発表されることから、ドル円はその見通しや結果に大きく揺さぶられる展開になる可能性があります。米FOMCでは0.25%の利下げがほぼ織り込まれているため、パウエルFRB議長の発言内容に注目が集まりそうです。

一方、日銀については利上げ見送りが織り込まれています。こちらは展望レポートのGDPやCPIの見通し、そして植田日銀総裁の発言がキーポイントになるでしょう。

テクニカル的には、日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)、200日(赤)の4本の移動平均線を上抜け、MACDもゴールデンクロスしており、地合いは非常にいいです。高市政権が円安是正に消極的な姿勢であることから、今週は155円付近を目指しての堅調な展開を予想します。

豪ドル円

先週予想した通り、豪ドル円は心理的な節目である100円付近を目指しての上昇を見せました。内閣総理大臣に自民党の高市総裁が選出されたことで円売りが強まり、米中貿易摩擦を巡る懸念もホワイトハウスが「30日に米中首脳会談を開催する」と発表したことで、ある程度落ち着きを取り戻しました。

今週は30日に米中首脳会談が開催されますが、豪州は中国と交易関係が強いため、米中関係の動向には引き続き注目が必要です。テクニカル的には、日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)、200日(赤)の4本の移動平均線を上抜け、MACDもゴールデンクロスしており、地合いは非常にいいです。

今週は10月9日に付けた高値である100.9円付近までの上昇を予想します。

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