先週のドル円
先週のドル円は157.5円付近で始まり、すぐに157.7円付近まで上昇しました。しかし、木曜日には一時152.3円付近までの下落を見せ、152.7円付近で週を終えています。
高市政権の「責任ある積極財政」への理解が進み、強い数値だった米雇用統計の影響もあまり続きませんでした。
今週注目の経済指標

今週注目の通貨ペア見通し
ドル円
米雇用統計は堅調だったものの上昇は続かず、152円台まで5円もの下落を見せることとなりました。高市政権の「責任ある積極財政」の「責任ある」が意識されていますが、積極財政政策は最近まで円安要因となってきました。そのため、国会での論戦の内容などによって、再び円安要因となることもあり得るでしょう。
今週は日米の10〜12月期四半期GDPが発表され、これらが利下げ・利上げ観測に影響を与えそうです。日本のGDPが予想を上回る、または米国のGDPが予想を下回れば、ドル円はもう一段下がる可能性もあります。
テクニカル的には日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)の3本の移動平均線を一気に下抜け、MACDもデッドクロスしており、地合いが急激に悪化しています。今週は150.5円付近に位置する200日移動平均線、または節目となる150.0円付近での反発を確認したうえで、押し目買いを狙いたいところです。ただし、これらを下抜けるようなら、目線を下目線に変更し、昨年10月に付けた安値である146.6円付近までの下落を想定します。

ユーロ円
ユーロ円はドル円と同じく大幅に下落し、100日移動平均線がサポートとなって下げ止まっています。
ユーロは欧州の景況感改善、欧州中央銀行(ECB)の金利据え置き観測、日本の円安観測などを背景に史上最高値更新を繰り返してきました。しかし、円安の調整ムードから、ユーロ円は苦しい展開が続いています。
日本の10〜12月期四半期GDPの結果次第では、さらに下方向を目指す可能性も十分にあるでしょう。
テクニカル的には日足チャートで25日(青)、50日(緑)の2本の移動平均線を下抜け、MACDもデッドクロスしており、地合いが悪化しています。今週は100日移動平均線の上で推移しているなら押し目買い、もし下抜けた場合は節目となる180.0円、昨年11月に付けた安値である176円付近までの下落を想定します。


