3/2~6相場見通し:ドル円一時156円台後半まで上昇、今週はイラン情勢で波乱も

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先週のドル円

先週のドル円は154.9円付近で始まり、すぐに154.0円付近まで下落したものの、水曜日には156.8円付近までの上昇を見せました。しかし、その後は一時155.3円付近まで下落し、156.0円付近で週を終えています。

トランプ大統領の関税政策を最高裁が違法と判断したことを受け、トランプ大統領が追加で10%の関税を発動したため、通商政策の不透明感が強まり、ドル円は週初めから下落することとなりました。

しかし、「高市首相と植田日銀総裁の会談で、首相が利上げに慎重な姿勢を示した」と報道されたことや、政府が日銀執行部の人事でリフレ派を起用したことで、追加利上げ観測が後退してドル円は大きく反発、その後は植田総裁が3月の利上げに含みを持たせたこともあって下落するなど、不安定な動きを見せました。

今週注目の経済指標

今週注目の通貨ペア見通し

ドル円

米国とイスラエルがイランへ大規模な空爆を実施し、イランの最高指導者ハメネイ師の死亡を発表しました。
今週は月曜日以降に、原油価格の暴騰や株式市場の暴落が起きないかどうか注視する必要があります。

攻撃自体は2〜3日の短期で終わるのがメインシナリオになりそうですが、一度体制が崩壊すれば、予測不能な混乱が連鎖する恐れもあります。

テクニカル的には日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)、200日(赤)の4本の移動平均線を上抜け、MACDもゴールデンクロスしており、地合いは非常にいいです。

有事の円買いと原油高による円売りが激しく交差し、153円から159円を行き来するボラティリティの高い展開を予想します。

豪ドル円

「高市首相が日銀の追加利上げに難色を示した」との報道や、次期日銀審議委員の候補にリフレ派の経済学者を指名したことで円安が進み、豪ドル円は一時1990年10月以来となる111.5円付近まで上昇しました。

テクニカル的には日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)、200日(赤)の4本の移動平均線を上抜け、MACDもゴールデンクロスしており、地合いは非常にいいです。

ただ、イラン情勢を考えれば、堅調な上昇が続くケースは考えづらいです。今週は有事の円買いと原油高による円売りが激しく交差し、108円から114円を行き来するボラティリティの高い展開を予想します。

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