先週のドル円
先週のドル円は159.5円付近で始まり、水曜日には159.9円付近まで上昇しました。しかし、その後は一転して一時157.5円付近まで下落し、159.3円付近で週を終えています。また、片山財務相の口先介入や、イラクとクルド自治政府が原油輸出再開で合意したとの報道、中東情勢の緊張による原油価格の上昇などに大きく振り回され、非常に荒っぽい展開となりました。
今週注目の経済指標

今週注目の通貨ペア見通し
ドル円
先週のドル円は、中東情勢のニュースが主導する非常に荒っぽい展開となりました。今週は目立った経済イベントが少なく、引き続き中東情勢が相場を主導しそうです。
原油高が続けば米国のインフレ懸念が強まり、金利は高止まりしやすくなります。その場合、日本政府・日銀による為替介入への警戒で上値は重くなりつつも、ドル円は160円台を試す動きが強くなるでしょう。一方、中東情勢が落ち着き、原油価格が安定すれば、ドル円は157円台へ調整する可能性が高いでしょう。
テクニカル的には日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)、200日(赤)の4本の移動平均線を上抜け、MACDもゴールデンクロスしており、地合いは非常にいいです。今週は昨年7月に付けた高値である161.9円付近を目指す展開を予想します。

豪ドル円
先週の豪ドル円は、ドル円と同じく中東情勢のニュースに振り回される展開となりました。原油価格は依然として高騰しているものの、有事のドル買いが優先されて豪ドル円の上値はやや限定的となりました。
ただ、それでも円よりは豪ドルが選好されやすい状況には変わりなく、25日に発表される豪2月CPIの結果次第では、豪準備銀行(RBA)の次回会合での追加利上げ期待が高まり、さらなる豪ドル買いにつながりそうです。
テクニカル的には日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)、200日(赤)の4本の移動平均線を上抜けており、MACDはデッドクロスしているものの、地合いはよい状態です。今週は節目である115.0円付近を目指す展開を予想します。


