先週のドル円
先週のドル円は159.3円付近で始まり、すぐに158.0円付近まで下落しました。しかし、その後は一時160.4円付近まで堅調に上昇し、160.3円付近で週を終えています。週明けは米国とイランの協議継続への期待から、原油価格がいったん落ち着きを見せ、ドル円も押し戻される展開となりました。ただ、その後はイランが直接協議に後ろ向きの姿勢を示すなど、中東情勢の不透明感が改めて意識されることとなり、リスクオフのドル買いが入りやすくなったことで、ドル円は約1年8か月ぶりに160円を超えることとなりました。
今週注目の経済指標

今週注目の通貨ペア見通し
ドル円
先週のドル円は、引き続き中東情勢のニュースが主導する展開となりました。ドル円は約1年8か月ぶりに160円を超えることとなりましたが、原油高が続く限り、円安バイアスは残りやすいでしょう。
ただ、2024年4月下旬〜5月初旬には160円付近、2024年7月中旬は162円付近で実弾介入が観測されました。現在160円を超えており、実弾介入がいつ行われてもおかしくありません。
テクニカル的には日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)、200日(赤)の4本の移動平均線を上抜け、MACDもゴールデンクロスしており、地合いは非常にいいです。今週は昨年7月に付けた高値である161.9円付近を目指す展開を予想します。

豪ドル円
先週の豪ドル円は、ドル円と同じく引き続き中東情勢のニュースが主導する展開となりました。しかし、ドル円とは異なり、下落して週を終えています。
これは中東情勢の悪化が、豪州にとってマイナス要因だと捉えられるようになった結果だといえるでしょう。豪州はLNG(液化天然ガス)の輸出量で世界トップクラスである一方、原油は純輸入国です。
テクニカル的には日足チャートで25日(青)、50日(緑)の2本の移動平均線を下抜け、MACDもデッドクロスしており、地合いが悪化しています。今週は2月に付けた安値である107.7円付近を目指す展開を予想します。


