先週のドル円
先週のドル円は159.5円付近で始まり、すぐに159.9円付近まで上昇しました。しかし、勢いは続かず、金曜日には一時157.6円付近まで下落し、158.6円付近で週を終えています。相変わらず中東情勢のニュースに振り回される1週間となったものの、相場の方向性を決める材料にはならず、週全体としては方向感がありませんでした。
今週注目の経済指標

今週注目の通貨ペア見通し
ドル円
先週もドル円は、中東情勢のニュースに振り回される展開となりました。とはいえ、方向感を決定づけるには至らず、市場は中東情勢のニュースに疲れてきている印象です。
ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに慎重な姿勢を維持する一方、日銀は緩和的な政策を続けており、日米の金利差がドル円を下支えする構図が変わっていません。そのため、ドル円は上方向に行きやすい状況が続きそうです。
加えて、日本は4月の新年度入りで、本邦勢による外債投資が活発になりやすい時期であり、円売りフローが出やすいです。しかし、160円を超えると為替介入への警戒感からドル円は神経質な展開になりやすく、急落に警戒が必要になります。
テクニカル的には日足チャートで25日(青)移動平均線を下抜けており、MACDもデッドクロスしており、地合いがやや悪化してきました。今週は昨年7月に付けた高値である161.9円付近を目指す展開を予想しますが、160円超えの水準では為替介入に注意が必要になるでしょう。

ユーロ円
先週のユーロ円は一時187.9円付近まで上昇し、史上最高値を2週連続で更新しました。原油価格は依然として高止まりしており、原油をほぼ輸入に頼る日本は苦しい展開が続いています。
中東情勢のニュースに対する警戒は、依然として必要です。ただ、日銀の追加利上げ見送り観測によって、円が大きく買い戻される展開は想定しにくく、今週も上方向を試す展開が続きそうです。
テクニカル的には日足チャートで25日(青)、50日(緑)、100日(紫)、200日(赤)の4本の移動平均線を上抜け、MACDもゴールデンクロスしており、地合いは非常にいいです。今週は節目である190円付近を目指す展開を予想しますが、ドル円が160円を超えてくるようであれば為替介入に注意し、ストップロスを狭めに入れておきたいところです。


